【大相撲】記録尽くしの初優勝!徳勝龍関の軌跡

2020年になっての最初の相撲での良いニュースが入ってきました。初場所で優勝した「徳勝龍」について今回は紹介していきたいと思います。そもそも徳勝龍関はどんな方なのか気になる方も多いかと思います。そんな中今回は、徳勝龍関について詳しく紹介していきたいと思います。

徳勝龍のプロフィール

名前(しこ名):徳勝龍 誠

本名:青木誠

しこ名履歴:青木→徳勝龍

番付:前頭十七枚目

生年月日:昭和61年8月22日

出身地:奈良県奈良市

身長:181.0㎝

体重:188.0㎏

得意技:突き・押し

引用元:日本相撲協会

小学4年生のとき橿原市のけはや道場で相撲を始めた。中学からは大阪府岸和田市の右門道場へ通い、中学卒業後は相撲の名門校でもある明徳義塾高校に進学。高校2年生でインターハイ団体優勝を経験し、個人では2年生の時に国体16強、3年時に金沢大会8強などの成績を残した。近畿大学経営学部進学後は学生横綱にはなれなかったものの西日本学生相撲選手権大会、全国大学選抜相撲高知大会で優勝するなどしました。

2020年1月場所は幕尻(西前頭17枚目)で迎え、2日目に魁聖一郎に敗れた後に連勝街道を走り、14日目に同じ1敗同士の正代との大一番に勝つと千秋楽では何と幕尻力士として大相撲史上初となるこれより三役に登場し、これも幕尻力士として大相撲史上初となる千秋楽結びの一番に登場して大関貴景勝と対戦、寄り切りで貴景勝を下して自身初となる、そして奈良県出身の力士としては1922年大正11年)1月場所の鶴ヶ濱(荒磯部屋)以来、98年ぶりともなる幕内最高優勝を成し遂げた。幕尻での優勝は2000年春場所の貴闘力以来20年ぶり。西前頭17枚目での優勝は歴代史上最低地位での優勝。返り入幕での優勝も史上初と、記録ずくめの優勝となった。

引用元:Wikipedia

33歳遅咲きの「下剋上」

2020年1月26日に行われた令和初となる「大相撲初場所」で幕尻の前頭17枚目・徳勝龍が千秋楽結びの一番で大関・貴景勝を寄り切りで下し、14勝1敗で初の幕内最高優勝を果たしました。

記録づくめの優勝

ここ何年も相撲を見てきましたが、幕尻の関取が千秋楽の「結びの一番」で大関を破って優勝を遂げたという力士は記憶にありません。27日付のスポーツ紙も1面で大きく取り上げられ「史上最大の下克上」という見出しが大きく出されました。

記録づくめの初優勝となりました。幕尻からの優勝は2000年春場所の貴闘力以来20年ぶりです。また奈良県出身の力士としては98年ぶりの快挙となり地元の奈良県では勝った瞬間大歓声が沸き起こっておりました。

徳勝龍は現在、33歳5か月となってます。この年齢での初優勝は、大相撲の「年6場所制」が定着した1958年以降、3番目の遅さでした。

1位:旭天鵬=37歳8カ月(2012年夏場所)
2位:玉鷲=34歳2カ月(2019年初場所)
3位:徳勝龍=33歳5か月(2020年初場所)

旭天鵬・玉鷲はモンゴル出身で、徳勝龍は日本出身力士として最年長初優勝記録更新となりました。

優勝インタビューが話題に!

表彰式で行われた優勝力士インタビューがネット上で話題となりました。

小林アナ:-改めて国技館の四方を見渡しました。この光景、どう見えていますか?

徳勝龍:「自分なんかが優勝していいんでしょうか(笑)」

と答えていました。ネット上では「すごくいい景色です」「最高です」あたりが、真っ先に予想される言葉だったが、立ち合いからこのコメント力。誇るどころか恐縮したことで、「いいんだよ」「かわいい」「人柄出るね」「好感度爆上げ」と、ファンの心に完全に火がつきました。

次なるパワーワードが出たのも、定番の質問から。優勝を意識したかどうか。のインタビューでした。

小林アナ:-優勝への意識は

徳勝龍:「意識することなく…嘘です。めっちゃ意識してました」

これまでの力士像なら、徳勝龍が最初に言いかけた「意識することなく」という出だしから、「目の前に一番に集中して」に続くのが王道パターンでした。まさかの「うそです」と来たものだから会場内そしてネットでも大盛り上がりでした。「うそついたw」「正直w」と、もうコメントの数は増え続けるばかりでした。

小林アナ:-前日、単独首位になった際「意識していない」と発言していたが

徳勝龍:「バリバリ、インタビューの練習をしてました!」

意識しないと言いかけたところから、まさかのインタビューの練習発言。そんなことを本番で言う力士もいなければ、そもそも練習をした力士が過去にいたかもわからない。それほどに強烈な決まり手が炸裂しました。視聴者も「ファンが増えるよ」「なんか新鮮なインタビュー」「こんなほのぼのしたインタビュー初めて見た」と絶賛でした。

最後に

このように徳勝龍関は視聴者やネット住民を覆いに盛り上げていました。盛り上げただけではなく「優勝」という大きな偉業も果たし実力とともに今後人気も上がっていくでしょう!

来場所の徳勝龍関から目が離せませんね!

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